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医療法人茜会 脳神経筋センターよしみず病院

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2021年12月に「脳神経筋センターよしみず病院」として新築移転し、病床数391床、及び介護医療院60床の病院になります。院内外での研修や、研修の支援にも力を入れています。


業務内容

調剤業務

薬の管理は、高齢者や神経難病で自己管理が困難な患者が多いため、基本的に一包化管理としています。一包化された薬剤の錠剤監査支援システム(MDM-1series)を活用し、正確性の向上、薬剤師にかかる調剤作業の負担軽減や効率化を図っています。分包機で包装した日時、患者氏名、処方内容等、撮影した画像をログとして担保されているので、薬剤交付後に患者や病棟からの問合せに対して再確認が可能となりました。


持参薬鑑別と多職種カンファレンスへの参加

病棟専任薬剤師は、持参薬鑑別業務と併せて、当院独自の「持参薬・せん妄リスク評価/高齢者薬物療法適正化カンファレンスシート」を作成し、せん妄リスク因子の確認とポリファーマシー回避のために、入院時、多職種カンファレンスの開催をしています。多職種カンファレンスでは、持参薬評価、せん妄をおこす薬剤の確認を踏まえて、薬物療法適正化の提案を薬剤師から行い、今後の薬物療法の方針を決定しています。


退院前カンファレンス・退院時服薬指導

退院後を見据えた薬物療法を提案し、退院前の多職種カンファレンスへ全例参加しています。居宅療養指導を引き継ぐ保険薬局の薬剤師へ事前に出席を依頼し、対面またはインターネット経由で参加していただき、情報の共有、共通理解を図ったり、問題の解決を一緒に検討したり、連携をとっています。また、退院後の保険医療機関へ薬剤管理サマリーをお渡ししています。保険医療機関からは、返書をいただき双方向の情報共有が実現しています。


SDGSへの取り組み

新病院の1階フロアには、多目的ホール「ぱるて」(地域交流スペース)があり、レストラン・コンビニを併設しており、グループ法人である社会福祉法人暁会が就労継続支援A型として事業を行っており、障害や難病を抱えた方が、一般の企業に就労することを支援しています。また、令和4年4月からは、薬剤部の職員が中心となって、ボランティアで子ども食堂「あそびばパルテ~ぼくたちのアジト~」を開設し、病院周囲の校区の小中学生を対象として、毎月1回、手作りのお弁当を作り、孤食支援、学習支援を行っています。地域と連携しながら、SDGSに貢献できるような取り組みを行っていきたいと考えています。


医療法人茜会 脳神経筋センターよしみず病院